御祭神は菅原道真公
JR町田駅から徒歩6分。
地域住民に愛される町田天満宮は、菅原道真公を御祭神とする神社です。
駅からは「町田参宮橋」という陸橋を渡って行きます。
特に凝った装飾もないのですが、個人的にはこの参宮橋が『お詣りに来た!』という気持ちを高めてくれる必須スポットですので、是非ともお詣りの際には渡ってみてください。
骨董市や七五三の時などは地域住民で賑わう境内でも、平時は静謐を湛えておりゆっくりとお詣りできます。
御祭神の菅原道真公は学問の神様であることから、合格祈願の絵馬などがいつも沢山掛けられています。
撫でたら合格?!牛の像
参道の脇にはお牛さまがおります!
天満宮の象徴である梅の紋を携え優しいお顔をしております。
「車を牛に引かせて 牛の行くままに任せ 牛の止まった所に葬ってくれ」という道真公の遺言に従って墓所(大宰府天満宮)が定められたと聞いたことがありますが、天満宮に坐った牛の像がいるのは墓所を定めた牛さんを象っているのかもしれませんね。
頭を撫でると(頭がよくなるなどの)ご利益がある!と私が学生の時は言われておりまして。
そのせいか、やたらとツルツルしております。
沢山の参拝者の祈りがこもったツルツルです。
私は最近お詣りするたびに頭ではなくおしりを撫で撫でしております。
密かにツルツル化を目指しております。
まだまだですね。
身を清めるときは『左から』
ちょうど夏越の祓(なごしのはらえ)のタイミングだったので、「茅の輪(ちのわ)くぐり」が行われておりました。
茅の輪くぐりとは、『祓いたまえ、清めたまえ』と唱えながら茅で編まれた輪を8の字にくぐると半年で溜まった穢れがスッキリ祓いおとせる、という神事です。
こういった神事や手水舎で身を清めるときかならず『左』から始まるのは何故かみなさまご存知ですか?
実は、イザナギノミコトが黄泉の国から逃げ帰った際に行った禊(みそぎ)に由来するそうです。
黄泉の国に行ってとても穢れてしまったイザナギノミコトは「清めなきゃ!!」と身につけていた物を捨て、海でザブザブ身体を洗い、たくさんの神々を生み出した後、最後に「三貴神」と呼ばれる三体の神を生み出します。
まずは左眼を洗ったときに天照大神が生まれ、右眼を洗ったときに月読命が生まれます。鼻を洗った時に生まれるのが須佐之男命です。
この『まずは左眼を洗った』ところから身を清める時は『左から』になったそうです。
諸説あるかもしれませんが、こうして覚えておくといざ手水舎で身を清めるときに「どっちからだっけ??」とならずに済みそうですよね。
町田天満宮の御朱印
さて、最後に町田天満宮の御朱印です。
公式サイトによると2021年4月から御朱印帳への書き入れを再開したとのこと。
新型コロナウイルスの流行により書き置きが多くなってしまいましたが、やはり御朱印は書き入れていただけると嬉しいですよね!
もちろん、書き置きも用意してくださってました。
※画像は書き置きのものです。
初穂料は300円です。
御朱印集めが流行って久しいですが頂く際には神様の前で恥ずかしくないようにしたいですね。
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