小説、映画、アニメ。ホラーは色々あるけれど。
結局一番怖いのは『誰かから聞いた話』でしょ?
語り口調で紡がれるオムニバスホラー。
序章はコチラ。
『乗り合わせた女』
忘年会でしこたま飲んだ俺はフラついた足取りで自宅に帰ろうとマンションのエレベーターに乗った。
気がつくと女がひとり、俺の後ろに立っていた。
『夢のなかの老婆』
わたしよく夢を見るんです。ええ、寝ているときに見るあれです。結構楽しみにしていたんです——あの日までは。
序章:御陰町二丁目五番地にて
『ひとの話を黙って聞くだけで日給一万円!』
そんなチラシにつられてやってきたバイト先はどことなく不気味な空気が漂っていた。
※こちらは序章パートです。読まなくても大丈夫ですが、各話を読むための雰囲気は作れます。